5月22日にau携帯電話の新モデル15機種を発表したKDDIは翌23日より、原宿の直営コミュニティー施設「KDDIデザイニングスタジオ」（渋谷区神宮前4、TEL 0077-7067）で全モデルの先行展示を始める。

　今夏発売のau新シリーズは、高性能カメラ機能を搭載した「EXILIMケータイ」やソニー・エリクソン製の「ウォークマンケータイ」、防水性能を備えた2モデルなど、利用シーンを考慮した「ライフスタイル提案型」機種をそろえたのが特徴。KDDIの発表日と同じ22日夕方には、ソフトバンクモバイルも夏の新モデル12機種を発表するなど、今後各社の「ケータイ戦争」に拍車がかかりそうだ。

　原宿・KDDIデザイニングスタジオでは発表翌日の同23日から、早くも新シリーズ全機種の先行展示を開始する。同施設では今年1月の「春モデル」発表直後にも新機種の展示企画を行い、熱心なファンらが詰めかけた。展示は前回と同様、一部モデルを除くほとんどの機種が手に取って実際の操作も可能に。来館者は発売前の「実機」でスペックなどのチェックができるようになっている。

　新機種を並べるのは、赤や青、黄色などの鮮やかなカラーが特徴のアシンメトリーなデザインの専用什器。機種は、ウォークマンケータイ「W52S」と三洋電機製「A5527SA」のみ商品見本を用いた展示となる。6月30日まで。同館では同日より、au design projectの新モデル「MEDIA SKIN」の限定色「パステルブルー」（特設サイトのみで販売）の展示も行う。

　なお、同日新モデルを発表したソフトバンクモバイルも原宿駅近くに国内最大規模の旗艦店「ソフトバンク原宿」を開業したばかりだが、こちらでは新モデルの先行展示は「6月以降に行う予定」（ソフトバンク広報部）という。

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