5月12日、13日の2日間、道玄坂・文化村通りなどの渋谷エリア一帯で「渋谷・鹿児島 おはら祭」が開かれる。今年で10周年を迎える恒例の大規模パレードで、当日は約2,000人の踊り手が参加し週末でにぎわう渋谷の街を練り歩く。
各踊り手が「踊り連」と呼ばれるチームになって披露するのは、いずれも鹿児島発祥とされる民謡「おはら節」「ハンヤ節」のしらべに合わせて踊る軽快な伝統舞踊。パレードでは、毎年60万人以上が訪れる南九州最大規模の祭り「おはら祭り」を再現し、渋谷の若者に鹿児島の魅力をアピールする。
同12日は、明治神宮の本殿前広場、表参道口広場でそれぞれプレイベントを開く。「C.C.Lemonホール」(渋谷区宇田川町)では、「TOKYOオハラ」「チェストおはら」などテンポの早い若者向けのダンスイベントも開催。ステージには近接する代々木公園で同じく12日・13日に開催される「タイ・フェスティバル」に出演するタイ民族舞踏団も登場するという。
祭り本番の13日は、午後から踊り連のパレードがスタート。踊りは13時に始まり、道玄坂から文化通りにかけて15時30分ごろまでパレードが披露される予定。SHIBUYA109(道玄坂2)前特設ステージで行われる開会式には歌手の水森かおりさんが登場する。
NHKスタジオパークの「パークギャラリー」(神南2)では9日から13日まで、「足湯」体験コーナーを併設し鹿児島の自然や温泉を紹介する関連イベントを実施している。