スパイラル(港区南青山5、TEL 03-3498-1171)で5月2日より、恒例の公募ブース展「SICF(スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)」が始まった。
若手クリエーターの発掘を目的に2000年からスタートしたアートイベント。会場となる3階スパイラルホールでは毎年100人(組)のクリエーターが独自のブースを出展し作品をアピールするプレゼンテーション形式で、グランプリ受賞者にはスパイラルで個展を開くなどの権利も授与される。
今年の参加者100人(組)は会期中、前半(Aグループ、2日~3日)、後半(Bグループ、4日~5日)に分かれ作品を展示。特定のルールはなく、写真や映像、デザインなどさまざまな作品が展示されるのも同イベントの特徴。ブースでは作品の売買もできる。
今回作品を審査するのは、ゲスト審査員の野宮真貴さん(シンガー)、赤池学さん(科学技術ジャーナリスト)をはじめ、審査員の浅井隆さん(アップリンク主宰)、南條史生さん(森美術館館長)ら。展示期間中の4日間でグランプリ、準グランプリほか各賞を選出し、イベント終了後の同5日に受賞パーティーを開催する。
展示は一般観覧も可能。入場料は一般=700円(4日間フリーパスは1,500円)ほか。4日まで。
スパイラルでは5月2日より、ウェブサイト上でページをレンタル(有料)し作品発表の場を提供する試み「スパイラルバンク(β版)」をスタートさせるなど若手支援活動を強化している。