東急ハンズ(渋谷区道玄坂1)は4月17日、銀座に新店舗を出店することを明らかにした。プランタン銀座隣に今秋開業予定の大型商業施設「マロニエゲート」(中央区)内に売り場面積約3,000平方メートルの直営店を開く。銀座エリアの客層を意識し、高価格帯の商品や女性向けアイテムの強化も検討する。
JR有楽町駅、地下鉄銀座駅などからも近い好立地に建設中の同ビルは、地下1階・地上12階の「都市型商業ビル」。ここ数年でファッションブランドなどの出店が相次ぐ銀座マロニエ通りの「入り口」に位置することもあり、銀座地区の「新ランドマーク」として注目を集めそうだ。
「東急ハンズ銀座店」(仮称)が出店するのは、同ビル5階~9階の5フロア。売り場ではライフスタイルの「クオリティーアップ」を提案、「新型東急ハンズ」の旗艦店に位置づけるとともに、構成や商品展開に「銀座らしい感性」を加えるという。取扱商品の品目数や詳細は現時点で「未定」(同社)。
銀座店の出店は、今年8月にオープン予定の柏店を含め関東で12店舗目。全国での出店数は計19店舗となる。
銀座「マロニエゲート」には、東急ハンズのほかに「ユナイテッドアローズ銀座店」(仮称、地下1階~1階)、「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」(仮称、10階)などのキーテナントの出店が決定している。