家電量販チェーン大手のヤマダ電機は「SHIBUYA109」の隣接地に地下1階・地上7階の大型店を出店する。
出店するのはJR渋谷駅から徒歩5分圏内に位置する好立地で、敷地面積は1,366.39平方メートル。完成すれば渋谷駅周辺には「ビックカメラ」「さくらや」に続く、8フロア・延べ床面積8,858.87平方メートルの大型家電量販店が誕生し、周辺エリアでの新たな「家電戦争」が予想される。
同社は渋谷店の詳細について「現時点で未発表」としているが、先月29日付けの日経不動産マーケット情報によれば、今年中にも着工し来年度中の開業を予定しているという。
ヤマダ電機は現在、池袋の「ビックカメラ」とビルを一つ挟んだ明治通り沿いに地下2階・地上9階の大型店を建設中で、都心部での動きを活発化させている。渋谷店の建設予定地は昨年5月から駐車場として利用されてきたが、現在は閉鎖し工事用の囲いが建てられている。