3月29日、渋谷シダックスビレッジ(渋谷区神南1)で携帯ゲーム機ニンテンドーDS(以下DS)の新ソフト「デューク更家の健康ウォークナビ」の記者会見が行われた。
会見には、気功や呼吸法、バレエなどから独自ウオーキングスタイルを提唱する「ウォーキング・ドクター」デューク更家さん本人が登場し複数のダンサーを伴いながら実際にウオーキングをレクチャー。途中、報道陣らも「実践」に挑戦するなど、ユニークな会見となった。
ソフトウエア開発・販売を行うドラス(本社=名古屋市)から発売される「デューク更家の健康ウォークナビ」は、DSの画面に映し出される更家さんのフル動画や静止画、音声でウオーキング・エクササイズをレクチャーするナビゲーションソフト。ウオーキングとその場でできるエクササイズをそれぞれ30種類収録し、ユーザーは「基礎編」「研究編」「実践編」などでエクサイズを学ぶ。
同ソフトの特徴の一つ「デュークタイマー」は、テンポよく発せられる更家さんのかけ声で屋外でもウオーキングが楽しめる機能。かけ声は「シュッシュッ」「スッスッ」などの呼吸に近いものや、「その調子や!」「ええでー、ええでー!」などの「励まし系」も。実践編では、ダイエット・シェイプアップなどのカテゴリーも用意し、体重の推移も4人分84回まで記録できるという。
会見に出席した更家さんは、独自のウオーキングを何度も披露し、報道陣からの度重なる要求にも笑顔で応えていたほか、「(同ソフトは)楽しい、面白い、元気になるソフト。(独自機能の)デュークタイマーでも褒め言葉以外は使っていない」と、「楽しむエクササイズ」を強調した。今後の展望については「マンガ・エクササイズやラップにも挑戦したい」と語った。
同ソフトは5月17日に発売。同社は今後「健康ナビシリーズ」として年内に6タイトルを発表する予定だという。