首都圏の駅構内を中心に「焼き栗」専門店を展開するグローバル(本社=京都市)は2月17日、JR恵比寿駅構内に主力業態「比沙家(ひさや)京やきぐり」の新店舗をオープンした。
5年前に東京駅・地下商店街に1号店を開業した「比沙家京やきぐり」は、2005年12月、新宿駅構内に「駅ナカ」第1号となる店舗を出店。その後駅構内への出店を加速し、丸の内や池袋、大宮などのターミナル駅に相次いで出店、恵比寿店は9号店となるもの。
「恵比寿店は『ハイソな客層』を意識し、内外装を一新した」と話すのは、同社の梅野剛社長。恵比寿駅西口改札の近くに開いた新店舗では、深い緑色を基調にシルバーのカウンターを採用するなどクリーンなイメージを打ち出した。
店頭で販売する無添加・無着色の「京やきぐり」は、栗本来の風味を生かすため独自の製法で焼き上げるという大粒の焼き栗。扱う焼き栗は従来の店舗と変わらないが、今後は「焼き栗を使った和洋ミックスの新メニューも開発していく」(同社長)。焼き栗は130グラム(約10粒)=525円で、一番量の多いもので1キロ=3,150円。「粒が大きいので、お土産として1キロを購入していくお客様も多い」(同前)という。