NECは2月15日より、アートディレクターの佐藤可士和さんが全面監修を手がけたNTTドコモの携帯電話「N703iD」の大規模プロモーションを渋谷駅周辺で展開する。看板や大型ビジョンを使った大がかりなプロモーションで、新製品をアピールする。
先月下旬に発売された「N703iD」モデルは、同じく佐藤さんが監修した前作「N702iD」の後継機種。カラーはピンク、黄色、白、ネイビーの「斬新でインパクトのある」(同社)4色。コンパクトなサイズとシンプルなデザインが特徴で、「おサイフケータイ」機能を新たに搭載した。
同15日から本格展開するプロモーションでは、渋谷駅ハチ公口のスクランブル交差点を中心に、SHIBUYA109の壁面広告(掲出は同10日~)などビルの外壁や看板を利用した8枚のボード広告を掲出。大型ビジョンのスポットCMは、Q’s EYE(QFRONT)、スーパーライザ(渋谷センター街入口)、109-2ビジョン(109-2)の3画面をシンクロするかたちで、毎時4回に渡り放映する(ビジョン広告は19に日~)。
いずれの広告も大々的なキャッチコピーやイメージモデルを使用せず、新機種の色展開と同じピンクや黄色などのカラーを全面に打ち出したもので、これらの広告制作も佐藤さんが担当している。渋谷駅構内では、山手線と埼京線、銀座線、東横線各線のホームにもポスターを掲出予定。(写真=NECが行う新ケータイ「N703iD」渋谷プロモーションのイメージ)