和太鼓教室の運営や和太鼓販売などを行う太鼓センター(本社=京都市)は4月3日、青山にフィットネスなどの要素を取り入れた新型の和太鼓スクールを開設する。
場所は、港区神宮前3丁目の通称「キラー通り」(外苑西通り)沿い。ヒノキや竹など「和」を感じさせるスタジオで太鼓を使ったフィットネスプログラムを提供。「スポーツ感覚で利用できる新しい形態の『TAIKOスクール』」を目指し、近隣OLやファッション感覚・健康志向の高い女性などの利用を見込む。
店舗名は「TAIKO-LAB(太鼓ラボ) 青山」。キラー通りに面したビルの地下1階に開く。総面積約613.97平方メートルの施設には、大小合わせ3つのスタジオを開設、ストレッチルームやロッカー・シャワールームなども完備する。フローリングにはすべて天然のヒノキを使用、ポイントに竹やメタリック素材を差し込むほか、現代水墨画家の作品やアロマテラピーの香りで館内を演出するなど、モダンな要素を随所に盛り込むという。デザインは東京オペラシティなどの設計を手がけた建築家、柳澤孝彦さん(TAK建築)が担当。
プログラムは、伝統的な和太鼓の演奏をレクチャーする「和太鼓コース」と、ダイエット、エアロビクスなどのステップに合わせて和太鼓をたたく「TAIKOビクスコース」が基本。各コースにはビギナー向けの初級講座も用意し、経験者のインストラクターが指導を行う。料金は月額=15,000円から。入会の際、入会金とバチ、トレーニングウエアなどの教材費(各15,000円)が必要となる。
スタジオは全フロアを合わせ約150人まで収容可能。フロント近くにはラウンジスペースや専用のショールームも設けるという。営業時間は10時~23時。