ナイキジャパンは1月26日、原宿に「ナイキ エア フォース 1」発売25周年を記念した期間限定のコンセプトストア「1LOVE(ワンラブ)」(渋谷区神宮前3、TEL 03-5785-4401)をオープンした。
エア フォース 1は1982年、米ナイキ社が「エア」搭載型のバスケットボールシューズとして発表、以来世界中で「約1,700種類を超えるモデルを発売」(同社)してきた人気シューズ。
同店は原宿に拠点を置くアパレルブランド「realmad HECTIC(リアルマッドヘクティク)」との共同プロジェクト。「エア フォース1」の専門店として、限定モデルや25周年記念シリーズ「ナイキ エア フォース 25」を取り扱うほか、会員・完全予約制のオーダー専用スタジオ「NIKEiD(ナイキアイディ) STUDIO」も併設する。開設期間は1年間。
場所は表参道「神宮前交番」の角を一本入った遊歩道沿い。店舗は1階・2階の2フロアで、床面積は約30坪。1階店内中央に出現した巨大ショーケースは、エア フォース1のアウトソールに組み込まれる円形のピポッドをイメージ。陳列された200足を超える真っ白なシューズは、新モデルが発表されるにつれディスプレーが変わっていく仕掛け。
店頭で取り扱うのは、イタリアの職人によって手作りされたという30万円台のクロコダイル製高級モデルなどエア フォース 1の限定品や通常モデル、25周年記念の新作シリーズなど。歴代モデルは扱わず、両シリーズとも順次発表される新商品をウィークリーで取りそろえる。
2階は、パーツのカラーなどを選択しオーダー品を発注できる「NIKEiD」の機能を持つ専用スタジオ。「コンシェルジュ」スタッフが常駐、ドリンクサービスを行うなどユーザーの「デザイン」作業をサポート。会員(紹介制)およびストア内で9,000円の買い上げごとに押されるスタンプを25個集めた客が利用できる。スタジオでは、25種類の型から選んでオーダーできる同店限定のエア フォース 1(各36,750円)も発売する。
ストアでは今後専用のニュースペーパーを発行、公式サイトとも連動し新着情報を提供していく予定。営業時間は12時~20時。(写真:DAICI ANO=「1LOVE」1階店内の様子)