日本人女性2人が手がけるレディスアパレルブランド「nadesico(ナデシコ)」は1月23日、ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1、TEL 03-3475-0411)にブランド初のオンリーショップを期間限定でオープンした。
店舗は、国内ブランドの限定ショップやアーティストの作品展などに使われてきた同館エントランス横のエキシビションブース内にオープン。コットンのワンピースや軽やかな素材のトップスなど、店頭にはひと足早い春夏商品が並んでいる。
店内で扱うのは同ブランド2007年春夏の新作。ワンピースやチュニック、カットソーなどの主力商品は昨シーズンに続き、ふんわりとしたパフスリーブやフリル、リボン使いなどで女性らしさを出したほか、白やベージュ、ライトグレーなどのやわらかい色が春らしい印象。テーマは「MISS PRESIDENT」。
ナデシコは2003年、大手アパレルメーカー勤務などを経たデザイナーの市川美希子さんと、溝田千恵さんが女性2人で立ち上げた。ブランド名には「日本女性の美」などの意味を込めたという。現在は全国のセレクトショップなど約30店舗で取り扱いがあるほか、ビームス各店でも商品を展開している。
デザイナーの市川さんによると「『ナデシコの空間』を演出し披露できたのは今回が初」(公式サイトより)。白が基調の店内には春らしい花も飾った。会期中はデザイナー自ら店頭に立つこともあるという。2月5日まで。(写真=店舗外観)