東京メトロは1月24日、2008年6月に開業予定の地下鉄13号線の名称を「副都心線(ふくとしんせん)」に決定したと発表した。
13号線は、現在建設中で渋谷-池袋間の8駅を結ぶ延長8.9キロの新路線と、すでに使用中の池袋-和光市の既存ラインをつなぐ都市高速鉄道として2001年に着工。渋谷・新宿・池袋を繋ぐ新たな都市鉄道として、その動向にも注目が集まってきた。
路線名決定の理由について東京メトロは、東京都西部や埼玉県との「結節点」となる3駅(渋谷・新宿・池袋)を挙げ、「三大副都心を縦断して走る路線の特色をイメージした」とコメント。
路線名に加え、渋谷-池袋間に新設される7駅の名称も併せて発表。渋谷区渋谷2丁目に安藤忠雄さん設計監修のもと建設される新渋谷駅の名称は「渋谷」駅に決まった。以下、池袋までの各駅の名称は、「明治神宮前」「北参道」「新宿三丁目」「東新宿」「西早稲田」「雑司が谷」。
同線は、2012年度をめどに渋谷駅から東急東横線との相互乗り入れも予定している。