輸入雑貨チェーンのプラザスタイル(港区北青山2)は1月10日、同社の主力チェーン店「ソニープラザ」の店舗名称を「プラザ(英文表示=PLAZA)」へ変更すると発表した。
名称変更は、旧親会社であるソニーの小売事業再編に伴う方針で、同社がソニーグループから分離したことが要因。新体制への移行の一環として、昨年4月には社名を「ソニープラザ」から現在の「プラザスタイル」へと変更、それに伴い店舗名称も今年度中に変更すると見られていた。
新名称は従来の店名から「プラザ」の文字を残しロゴデザインにも大きな変化を加えないなど、「これまでの親しまれたイメージを大事にしたい」(同社)として今回の名称に決めたという。新たなブランドコンセプト「good news, new goods(グッドニュース・ニューグッズ)」も打ち立て、「第二の創業」(同社)に乗り出す。
ロゴデザイン(写真)は、1988年から使用している現行のデザインを踏襲し、ロゴ下の「Sony Plaza」の表記を省いたものを採用。店名変更は今年3月15日を予定している。
同社は現在、ソニーグループ小売関連企業の持ち株会社「スタイリングライフ・ホールディングス」(渋谷区恵比寿4)傘下。スタイリングライフ社の正式発足は昨年6月、資本金は10億円。株主構成は日興プリンシパル・インベストメンツの100%子会社が51%、ソニーが49%となっていたが、ソニーは12月東急電鉄など3社に発行済み株式を譲渡したことから、保有率を23%まで下げている。