警察庁は1月5日、正月三が日の人出(主催者調べ)を発表した。全国の主な神社、仏閣への人出は昨年より422万人多い9,795万人。トップは明治神宮で、前年比6万人増の311万人が訪れ、29年連続日本一となった。
昨年12月に発表された人出予想310万人を1万人上回った明治神宮。三が日は各地から多くの参拝客が詰めかけ、周辺には屋台などの出店も集まり新年ムードを盛り上げた。
全国から訪れる参拝客の流れを受け、神宮から近い原宿・表参道エリアの飲食店や商業施設は軒並み元旦営業を実施。正月の帰省ラッシュで都心での通行量も減る中、例年通りの活気を見せた。
明治神宮では今年、8年ぶりに復活した表参道のライトアップ・イベント「表参道アカリウム」で使われている巨大「行灯」照明を入り口の鳥居脇に設置した。年越しの12月31日~1月1日にかけては深夜も点灯も行い、同8日まで通常点灯を続ける。
2位以下の人出は、2位=成田山新勝寺(千葉県、290万人)、3位=川崎大師平間寺(神奈川県、287万人)、4位=伏見稲荷大社(京都府、270万人)、5位=熱田神宮(愛知県、235万人)ほか。