企業経営支援のリヴァンプ(港区南青山2)は12月15日、ロッテと共同で米ハンバーガーチェーン「バーガーキング」の日本出店に乗り出すことを明らかにした。
全米をはじめ65カ国以上に出店するバーガーキングは、直火でグリルしたビーフパティとボリューム感のあるバーガーで人気の大手チェーン。日本では西武鉄道グループなどの出資で1996年に進出を果たしたが、その後の業績不振で2001年に撤退していた。
リヴァンプとロッテは、米バーガーキング(本社=フロリダ州)と日本市場におけるフランチャイズ契約を結び、11月29日に日本法人「バーガーキング・ジャパン」(渋谷区笹塚1)を設立。今後5年間で100店舗の出店を目指し、2007年夏をめどに首都圏に国内1号店を出店する。
リヴァンプはハンバーガーチェーン「ロッテリア」の経営再建を手がけるほか、今年7月には米老舗ドーナツチェーン「クリスピー・クリーム・ドーナツ」日本法人をロッテと共同で設立するなど、外食事業での連携を強化。バーガーキングの出店については「ロッテリアとのシナジーも高めていく」(リヴァンプ)という。
日本法人の資本金は1億円。リヴァンプとロッテが共同出資し、社長には日本マクドナルドを経て日本ウェンディーズ社長も務めた笠眞一さんが就任した。