ワールドは12月8日、10代後半から20代の男性をターゲットにしたメンズカジュアルブランド「TK(ティーケー)」の旗艦店を渋谷・原宿間の明治通り沿いにオープンした。
1999年秋冬シーズン、「タケオキクチ」のストリートラインとしてデビューしたTKは、日本の伝統柄をあしらったデザインや音楽バンドとのコラボレーションなど、「和と洋」を融合したスタイルを提案。ファッションビル、百貨店のインショップを含め店舗展開数は全国55店舗に上る(2006年12月現在、旗艦店を除く)。
ブランド初の大型店舗となる旗艦店は、明治通り「デニーズ」近くの路面に開いた。店舗名称は「TK渋谷明治通り店」(渋谷区神宮前6、TEL 03-5778-6255)、店舗面積=約60坪。ファサードや店内各所に日本の家紋をイメージしたオリジナルのアイコンを散りばめ、店内には約5坪のギャラリー空間も開設。アーティストの作品展示を積極的に行うなどインキュベーション機能も持たせる。
今シーズンは、ジーンズに和テイストを加えた基本スタイルを軸に、ゴールドで光沢感を出したアイテムや流行のミリタリーアイテムを多く打ち出した。主要アイテムの中心価格帯は、Tシャツ=2,900円~6,900円、ニット=7,900円~14,800円、ジャケット=12,800円~27,800円、パンツ=6,900円~25,800円ほか。
店舗では、和心(渋谷2)が手がけるアクセサリーブランド「かすう工房」のハンドメードアクセサリー15型も限定販売する。価格は4,900円~19,000円。営業時間は11時~20時。(写真=「TK渋谷明治通り店」店内)