京都と原宿に店を構える独立系セレクトショップ「device.(ディバイス)」の新作ファッションショーが12月8日、青山で行われ、レースのスカーフやビンテージの生地をあしらった個性的なルックが次々と登場した。
会場は南青山6のクラブ・ラウンジ「Velours(ベロア)」。アパレル系の若者に人気の高いニューロック、エレクトロミュージックのイベント「ヴァニティ」とのコラボ企画で、ドレスコード「ポッシュ&ラグジュアリー」に身を包んだ顧客や関係者ら約200人で賑わう中、オリジナルの新作全32体が披露された。
2001年5月、京都で開業したディバイスは、「ドレスキャンプ」「シアタープロダクツ」などの国内ブランドを一早く買い付けるなど気鋭のセレクトショップとして、東京からも熱心な顧客が訪れる話題の店に。2003年12月には、原宿・キャットストリート近くに「device.東京店」(渋谷区神宮前6)を出店し、オリジナルブランドにも定評がある。
東京店オープン3周年を記念して行われたショーでは、来春デビューのオリジナル2ブランドも一足早く披露。クラブの中央に特設されたランウェイには、淡いピンクやエメラルドグリーンなど春らしいペールトーンのルックや、花柄、ドット柄などのデッドストック生地をポイントに差したポップなスタイルも登場し、ディバイスらしい個性がうかがえる「とがった」ショーとなった。
東京店は3周年を記念し、同7日にリニューアルオープンしている。