SNS大手のミクシィ(渋谷区道玄坂1)は12月7日より、音楽情報共有サービス「mixiミュージック」で、レーベルゲート(港区)が運営する音楽ダウンロードサイトの楽曲試聴サービスを開始した。
ミクシィがSNS上で楽曲の情報共有サービスを始めたのは今年5月。専用ソフトをインストール後、音楽プレーヤー経由で表示された楽曲名、アーティスト名などを独自に編集し、他ユーザーに楽曲リストを送ったり楽曲にコメントを付けたりできるサービスで、サイトを経由し「iTunes Store」の楽曲購入も促してきた。
エイベックスグループやソニーミュージックなど大手レコード会社ほか18社が出資するレーベルゲートの音楽配信サイト「mora win(モーラ・ウィン)」と協力し、延べ約44万曲の楽曲に対し試聴・購入までの経由を「簡単に行えるように」(同社)サイト画面も一部変更した。
楽曲ランキングや個人のリストの楽曲名とともに「mora win」アイコンを表示し、アイコンをクリックすると別ウインドーが開き楽曲が試聴できるようにした。同社笠原健治社長は「試聴に関して多数の要望があった。ランキング上位などの知らない曲を見て『聴いてみたい』『買ってみたい』という人に試してもらいたい」とコメントしている。