東京・有明で幕を開けるデジタルアートの祭典「デジタルアートフェスティバル東京(DAF)2006」に伴い、渋谷「トーキョーワンダーサイト渋谷(TWS渋谷)」(渋谷区神南1、TEL 03-3463-0603)では12月1日より、展示を中心とした関連企画が展開される。
2003年にスタートした同フェスは、若手クリエーターを発掘・紹介するNHK系列の番組「デジタル・スタジアム」を母体としたアートイベント。会場には、インタラクティブ・インスタレーション部門、アニメーション、CGなどの各部門から、番組で選考を勝ち抜いた優秀作1年分(計39作品)を一堂に集めて展示する。主会場は、有明「パナソニックセンター東京」。
今年、新たに加わったサテライト会場のTWS渋谷では、過去の受賞作品や受賞者の別作品をメーンに紹介。海外からはオランダのアーティスト、Edwin van der Heide(エドウィン・ヴァン・デル・ヘイデ)さんを招待し、Heideさんはレーザー光線を使ったインスタレーションを披露する。同8 日には、アーティストトークやVJライブなどのイベントも行う。
また、TWS渋谷に併設したアートカフェ「kurage 和カフェyusoshi」(TEL 03-3463-3323)では11月27日より、クッションやテーブルカバーなどで店全体をDAFのオリジナルデザインでラッピングしている。店内には、カプセルアートを入れた専用のガチャマシーンも設置。マシーンは、主会場とTWS渋谷にも設置される。入場無料。12月10日まで(有明は同6日まで)。(写真=[LSP]Edwin van der Heide Marnix de Nijs)