紙製ロボットファイター「カミロボ」のイベント型限定ショップ「カミロボ エンタテインメントショップ」が11月25日、26日の2日間、表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4)に出現する。
カミロボの原型は、造型師の安居智博さんが少年時代に空き箱と針金で作った手作りのロボット。安居さんはその後、ロボットを対戦型の「レスラー」へと進化させ、20年以上かけて200体以上のカミロボを制作。2001年、アートディレクターで、広告制作会社「バタフライストローク」代表の青木克憲さんが、仕事を通じてカミロボに出会ったことから、同社が中心となりプロモーションを手がけている。
表参道ヒルズの限定ショップでは、物販をメーンに「カミロボファイト」のライブやワークショップなどのイベントも開催する。グッズは、今年4月にロンドンで開催されたカミロボEXPO2006で使用されたバナーをプリントした一点物の「カミロボアートバッグ」(限定36個、会場では予約のみ)をはじめ、バンダイのフィギュアやDVDなど。会場には約400体のカミロボも勢揃いする(展示のみ)。
安居さんが25年前に作った2体のカミロボ「魔王」と「ブルーキラー」によるカミロボファイトは、舞台となる「居酒屋ブルーキラー」のセット制作を映画「ALWAYS三丁目の夕日」で日本アカデミー賞を受賞した上條安里さんが担当。紙製の「居酒屋」を等身大サイズへと拡大し、忠実に再現した舞台セットでは、劇団「ヨーロッパ企画」や「みちのくプロレス」のプロレスラーも参加し、本格的なエンタテインメントショーを繰り広げるという。対戦は、両日とも17時~と19時30分~の2回公演。
ショップは11時から21時まで。入場無料。(写真=カミロボファイト「魔王VSブルーキラー」をモチーフにした予告編映像より)Kami-Robo ©2003-2006Tomohiro Yasui / butterfly・stroke inc. All Rights Reserved.