10月25日、渋谷・Bunkamura(渋谷区道玄坂2)、シアターコクーンで映画「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」の舞台挨拶が行われ、「モー子」役の酒井若菜さん、「美礼先生」役の薬師丸ひろ子さんら女性キャストが勢揃いした。
舞台挨拶は、今月21日より渋谷、六本木で開催中の映画祭「第19回 東京国際映画祭」(TIFF)の関連イベントとして開催されたもの。「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」は、同祭の「特別招待作品」として参加、ロードショー公開を目前に控えたこの日の限定上映には、大勢のファンが集まった。
上映前の舞台挨拶には、酒井さんと薬師丸さん、「二代目・木更津ローズ」役の森下愛子さんをはじめ、新作で同シリーズに初参加したユン・ソナさん、栗山千明さんが登場。キャストの先陣を切って挨拶した金子文紀監督は、撮影時のエピソードを交えながら「『木更津キャッツアイ』があるのはファンのおかげ」と頭を下げた。
「猫」をイメージした衣装で登場した女性陣は、「TVシリーズの撮影をはじめて5年。この舞台に立てることがうれしい」(酒井さん)、「美礼先生は大切にしまっておきたい役」(薬師丸さん)、「ずっとファンだったので参加できてびっくりした」(栗山さん)と、各々の感想をコメント。報道陣向けの撮影では「猫の手」ポーズ付きの合い言葉「にゃー」を連発し、観客を沸かせていた。
「木更津キャッツアイ」完結編となる同作は、同28日より、渋谷「シネマライズ」(渋谷区宇田川町)ほかでロードショー公開される。渋谷「パルコミュージアム」(渋谷パルコ・パート3)では、記念企画展(10月20日~11月6日まで)も開催中。