世界10カ国から19のカンパニー、120人を超えるダンサー・振付師が集まる複合ダンスイベント「ダンストリエンナーレTOKYO 2006」が10月22日より、青山劇場（渋谷区神宮前5）ほか3会場で開催される。

　2002年、「ダンスビエンナーレTOKYO」として初開催された同プロジェクトは、今回から3年に1度の「トリエンナーレ」へと内容を一部変更、会期も約20日間へと延長した。会場は、青山「こどもの城」内にある青山劇場と青山円形劇場、スパイラル（港区南青山5）3階のスパイラルホール。

　公演はA～Jの10プログラムで構成され、各枠にはそれぞれ、国内・海外から選ばれた2～3組のアーティストが参加する。ダンスを披露するのは、日本初公演となる「カンパニー7273」（スイス）や、世界的に高い評価を得ている「ダニエル・デノワイエ」（カナダ）、エルサレム出身の女性ダンサー、ヤスミン・ゴデールさん（イスラエル）をはじめ、近藤良平さん率いる「コンドルズ」、ダンス集団「イデビアン・クルー」のメンバー、斉藤美音子さんなど。アジアからは、チャン・ヨンドゥさん、ソン・ジンジュさん（ともに韓国）が出演するほか、日本での公演終了後、一部海外勢はソウル公演にも参加するという。

　料金は、スパイラルホール、青山円形劇場（ともに全席自由）＝3,500円、青山劇場（全席指定）＝S席4,500円、A席3,500円。11月19日まで。（写真＝過去に行われた「コンドルズ」の公演より©HARU）

ダンストリエンナーレTOKYO 2006（スパイラル公式サイト内）