日本未公開のメキシコ・ドキュメンタリー映画を特集上映

渋谷でメキシコ・ドキュメンタリー特集(写真=「ムーシェス:アタシたちの楽園を求めて」より)

渋谷でメキシコ・ドキュメンタリー特集(写真=「ムーシェス:アタシたちの楽園を求めて」より)

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 ミニシアター「ユーロスペース」(渋谷区円山町「Q-AXビル」3階、TEL 03-3461-0211)では10月14日より、「メキシコ・ドキュメンタリー映画祭」が開催される。

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 2003年から2005年に制作された日本未公開のドキュメンタリー6作品を特集上映するもので、メキシコ人の日常を鋭く捉えた力強い作品が並ぶ。企画は、イベント制作や映画配給を手掛けるアクション(渋谷区宇田川町)が担当した。

 上映されるのは、メキシコ先住民によるサポテカ語で「ムーシェ」と呼ばれるゲイの日常生活を追った「ムーシェス:アタシたちの楽園を求めて」(アレハンドラ・イスラス監督、写真)、ユカタン半島に住む23歳の地元闘牛士の葛藤に迫った長編「黒い牛」(カルロス・アルメージャ、ペドロ・ゴンサレス・ルビオ監督)、メキシコの著名歌手・作曲家のゴンサレス・イバーラさんの知られざるエピソードが披露される「メキシコの魂を唄った男/ホセ・アルフレド・ヒメネス」(エドアルド・ゴンサレス・イバーラ監督)など。6作品のうち、女性監督による作品は半数を占めるという。

 10月14日には、アレハンドル・イスラス監督の来日トークショーが開催されるほか、同18日は「メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか」の著者で作家の明川哲也さんがトークイベントを行う。鑑賞料は当日1回券(一般)=1,500円ほか。10月20日まで。

メキシコ・ドキュメンタリー映画祭

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