渋谷センター街に9月28日、中国の大手火鍋チェーン「小肥羊(シャオフェイヤン)」の日本1号店(渋谷区宇田川町、TEL 03-3477-1117)がオープンした。
同チェーンを日本向けに開発したのは、Eマーケットプレイス事業を手掛けるウェブクルーが本国「小肥羊総本店」(本社=包頭市)と共同で立ち上げた「小肥羊ジャパン」(港区)。1号店は、中古CDショップ「レコファン」(今年4月に閉店)跡に開いた。
店舗は、中国本土でも規定となっている羊のキャラクターが入った緑の看板が特徴。1階はオープンカフェのようなイメージ、2階にはソファを置き、内装はいずれも中華風のモダンなテイストに統一した。店舗面積は約90坪で、客席数は140席。
中央で仕切られた鍋に白湯(パイタン)スープと辛味の赤い麻辣(マーラー)スープを入れ、肉や野菜をくぐらせて食べる「火鍋」は、5種類のコースを用意。2,980円コースの鍋は、ラム肉や鶏肉、白菜、豆腐、えのき茸などベーシックな具材で、最上級の9,888円コースには、「特選」のラムと和牛、かに、鯛、水餃子など約20種類の具材が付く。各コースでは最後に麺またはご飯が選べる。一品料理は「麻婆豆腐」(800円)や「くらげ冷菜」(900円)、「牛肉の串焼き」(1串、200円)など。ドリンクはビール(500円~600円)、紹興酒(グラス=380円~、ボトル=1,800円~)、ソフトドリンク各種(380円)ほか。客単価は、昼・夜ともに3,500円を想定。(写真=「小肥羊」外観)