大小さまざまなボックスの中で動く電動式の自動人形を集めた展覧会「自動人形師ムットーニ展」が9月30日より、原宿・ラップネットシップ（渋谷区神宮前1、TEL 03-5411-3330）で開催されている。

　同展は、1997年にラフォーレミュージアム原宿で大規模な展覧会を開催して以来、渋谷・原宿エリアで発表を続けてきた恒例企画。1956年、横浜出身のムットーニこと武藤政彦さんは、1980年代より油彩画と平行し立体制作を開始、小さな箱式の舞台で展開される独特の世界観が話題を集め、作品自体も「ムットーニ」と称されるアーティスト。

　今回は「THE NIGHT ELEMENTS OF MUTTONI」と題し、「アンドロイド」「ビーナス」「宇宙飛行士」など、作品ごとに独立したストーリーやテーマを持つ新作7点を披露している。会場では、会期中の金曜・土曜・日曜と祝日、ムットーニさん本人によるショート上演会も開催する（特別上演会のチケットは完売）。入場無料。10月18日まで。

ラップネットシップ