GMOインターネット(渋谷区桜丘町、以下GMO)は9月27日、リスティング(検索連動型)広告サービス大手のオーバーチュア(港区)と業務提携することを明らかにした。
2002年1月、米本社の全額出資日本法人として設立されたオーバーチュアは、Yahoo! JAPANやMSNなどの大手ポータルサイトにリスティング広告サービスを提供。一方のGMOは現在、レンタルサーバやドメイン登録などのネットインフラ事業と、ブログなどのネットメディア事業を合わせ、個人で2,152万人、法人で約51万社の顧客を抱える(2006年9月現在)。
提携後は、リスティング広告を中心に広告配信サービス全体の規模を拡大、ネットメディア事業の収益機会を広げることでグループ全体の基盤固めに繋げる狙い。GMOは同27日より一部のメディアで広告の試験配信を開始。本格的なサービス開始時期については「非公開」としている。