原宿で「大消しゴム展」-老舗メーカー製160点を展示

原宿で「大消しゴム展」、写真はA4大の巨大消しゴムなど(AssistOn提供)

原宿で「大消しゴム展」、写真はA4大の巨大消しゴムなど(AssistOn提供)

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 9月22日より、原宿で大阪の老舗消しゴムメーカー、シード社の消しゴムを集めた「大消しゴム展」が開催されている。

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 1915年、三木康作ゴム製造所として創業した「SEED(シード)」(大阪市)は、1958年に世界初となるプラスチック製の消しゴムを開発。スカイブルーのスリーブを持つ「Radar(レーダー)」は定番商品として一般にも広く認知される人気シリーズで、OEM生産を含めると業界トップの生産量を誇る。字消し製品ではほかに、修正テープを開発したのも同社が初めて。

 展覧会を企画、開催しているのは、原宿・明治通り沿いにある雑貨セレクトショップ「AssistOn(アシストオン)」(渋谷区神宮前3、TEL 03-5772-5172)。同店ではこれまで、デザインチームや枕、時計など、さまざまなトピックをテーマに「inFocus」と題した企画展を開催。14回目のシリーズとなる今回は、現在シード社から発売されている約160種類の消しゴムを中心に、消しゴムの歴史や製造工程を併せて紹介している。

 商品は、重さ2.3キロのA4サイズほどある巨大消しゴム「S-10000」(10,500円)やパズルのように組み立てて遊ぶ「KESHIQ」(945円)、地図が描かれた消しゴム、新作の「けしごむはんこ」、透明練り消など「使って楽しめる」ものを集めたという。会場では、プラスチック製が主流になる前の天然ゴム製の消しゴムや、消しゴムの原料、カットする前の消しゴムなどの非売品も併せて展示。店舗のホームページでは、実際に商品を企画する同メーカー社員のインタビューを掲載するなど、シード社の詳細にも迫っている。サイトでは巨大消しゴムなど一部商品のオンライン販売も展開。10月12日まで。水曜定休。

 2000年1月に開業したAssistOnは、デジタル製品や家庭用雑貨、各種文具などに加え、書籍や衣料品など、国内外のアイテムを幅広く取り扱っている。(写真=AssistOn提供)

AssistOn

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