パルコミュージアム(渋谷パルコ・パート3、TEL 03-3477-5873)では9月8日より、雑誌「流行通信」のリニューアル創刊を記念した写真展が開催される。主催は同誌を刊行するインファス・パブリケーションズ(港区)。
1966年創刊の同誌は、有名女優を起用したファッションストーリーや東京のカルチャー情報をいち早く紹介するなど日本のファッション界を牽引してきた老舗ファッション誌。これまで誌面デザインを担当してきたアードディレクターも、浅葉克己(1970年代)、横尾忠則(1980年代初頭)、藤本やすし(1980年代後期~1990年代)など気鋭の顔ぶれが揃う。リニューアル創刊号では、巻頭フォトストーリーに人気モデルの鈴木えみや俳優のオダギリジョーを起用。男性も含め「あらゆる分野」のユーザーにリーチするファッション誌へと内容を刷新するという。
同誌ではリニューアルを記念して10人の女性写真家による増刊号「シャッター&ラブ -10人の女性写真家たち-」を刊行(9月12日発売、1,500円)。同名のタイトルで記念展を開催する。主な写真家と被写体となったモデルは、アミタマリ×木村カエラ(ミュージシャン)、森本美絵×宮崎あおい(女優)・藍香ヒースマン(子供モデル)、藤原江理奈×上野樹里など。会場では増刊号を会場限定で先行発売する。
入場料は一般=500円、学生=400円ほか。9月25日まで(本文中すべて敬称略)。(写真=森本美絵撮影、モデルは宮崎あおい©mie morimoto)