日販が運営するミニシアター「シアターN渋谷」(桜丘町、TEL 03-5489-2592)では8月5日より、米デトロイトのテクノ音楽シーンを追ったミュージックドキュメンタリー「ハイテック・ソウル」がレイトショー公開される。
同作は、1980年代にデトロイトで確立されたジャンルの一つで、ブラックミュージックの影響を受けて生まれたという「デトロイト・テクノ」を軸に、テクノの歴史と現在に迫ったドキュメンタリー。作品にはこれまで顔を明かすことのなかった著名DJをはじめ関係者ら総勢34人が出演し、デトロイトで起こった一連のテクノ・ムーブメントについて言及している。監督は、自身もデトロイト出身で若手のゲイリー・ブレドウ。日本での配給はビクターエンタテインメント(港区北青山3)が手掛ける。
同館では上映期間中、ライターの三田格さんや湯山玲子さん、DJの Ken Ishiiさん、DJ NOBUさんらをゲストに計9回の記念トークイベントを開催。関連イベントではほかに、同25日、代官山のクラブ「UNIT」(恵比寿西1)と併設フロア「SALOON」でテクノイベントが開催される。
公開は同25日までで、同日よりDVDも発売予定。(写真=「ハイテック・ソウル」より)