代官山エリア各所では7月22日より、代官山のエコとモビリティを考えるキャンペーン「代官山エコモーション’06」(実行委員会=TEL 03-3496-1616)の一環として電動スクーターの無料試乗企画など各種関連イベントが開催されている。
今年で2回目を迎える「代官山エコモーション」は、情報サイト「代官山ホームページ」の運営を手掛けるアスピ(渋谷区猿楽町)が中心となり、地元有志と関係団体・企業が協賛して代官山エリアの交通環境改善に取り組むエコイベント。昨年同様、今回も「代官山郵便局」裏手にある駐車場に中心拠点「代官山エコモコステーション」(写真)を開設し、近隣住民や代官山を訪れる若者らに地域を通じた交通環境の改善を呼び掛けている。
ステーションには、ヤマハ発動機が提供する電動スクーター3台と電動ハイブリット自転車4台を待機させ、訪れた人に試乗機会を無料提供。試乗コースは「代官山坂ひまわり鑑賞コース」など3コースで、各コースにはそれぞれ途中休憩用の専用駐輪場も用意している。利用時間は30分。同ステーションのスタッフで同社社員の上野さんによると、試乗者は「買い物客やデートに訪れたカップルが中心」で、「散歩感覚で買い物をして帰ってくる人も多い」という。
期間中は試乗キャンペーンのほかに、近隣にある50以上の参加店舗でレジ袋削減を呼び掛けるエコバッグ(500円、5色展開)を配布するほか、バッグ購入者にはエコ・アイデアを集めた「代官山ECO BOOK」を進呈。関連イベントとして、エコをテーマにした写真展(会場=代官山フォトサロン)や、廃材家具デザイナー「アキオ・ダ(スーパーリサイクルだ!)マグナム」さんの作品展(会場=モンキーギャラリー)、フィンランドのリサイクル・デザインブランド「SECCO(セッコ)」の企画展(会場=代官山ヒルサイドテラス内、セッコ・ショップ東京)などが開催される。イベント全体の会期は9月3日まで。