原宿の複合コンセプトストア「TOKYO HIPSTERS CLUB(トーキョー・ヒップスターズ・クラブ)」(渋谷区神宮前6、TEL 03-5778-2081)では7月20日より、英人気ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」の初代メンバー、故ブライアン・ジョーンズをテーマにした展示イベント「BRIAN truth UK」を開催する。
10代でバンド活動を始めたブライアンは1962年、後にバンドのメンバーとしてともに脚光を浴びることとなるミック・ジャガーさん、キース・リチャーズさんと出会い、翌1963年にレコードデビュー。デビュー当時、バンドの中心的存在として才能を開花させたが、1969年の脱退直後、享年27歳という若さで他界した。
同展は、8月4日よりロードショー公開される追悼映画「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」(スティーヴン・ウーリー監督)の関連イベントとして開催されるもの。展示内容は、アメリカの星条旗をあしらったシャツやストライプのスーツなど、生前ブライアンが好んだ奇抜なファッションを忠実に再現した衣装や、そのほかの出演者が着用した映画撮影用の衣装(実物)約10体をはじめ、ブライアンが愛用した英Vox社製のギターやアンプ、スピーカーのレプリカなど。会場では、ストーンズ初期の映像や英ハイドパークでの追悼ライブの映像を記念上映するほか、パネルやiPodでバイオグラフィー、楽曲の紹介も行う。
7月21日には音楽評論家、鳥井賀句さんによるトークイベントも開催(要予約)。展示・イベントともに入場無料。8月6日まで。(写真=「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」より©AUDLEY FILMS LLP 2005. ALL RIGHTS RESERVED)