4月25日より北青山の紀ノ国屋跡地に期間限定でオープンしていた「nakata.net cafe(ナカタドットネットカフェ)」(港区北青山3)が7月16日、閉店した。
同店は、サッカーW杯ドイツ大会を最後に引退した中田英寿選手の公式ウェブサイト「nakata.net(ナカタドットネット)」が同大会に向けてプロデュースした拠点で、「国籍を問わずみんなが一体となってサッカーを楽しめる場所」(中田選手のコメント=nakata.netより抜粋)として、W杯開催中は日本戦を含む全64試合のパブリック・ビューイングも行っていた。
同16日には、PC・携帯を含めた同サイトの会員約150人を招いたクローズド・イベントを開催し、当日限定でW杯中に中田選手が着用したユニフォームとスパイクを展示。イベントでは、中田選手とも親交のある元日本代表の前園真聖さんが中田選手のエピソードを披露し、中田選手も電話で途中参加するなど、会場を盛り上げた。また、店の外には引退表明後から同カフェで集められたファンによるメッセージ入りの巨大フラッグも掲出された。
中田選手のマネジメントを務めるサニーサイドアップによると、オープンからの累計来客数は16万7,852人。中田選手自身がセレクトしたインテリアやカフェメニューなどが並んだ同カフェは、日本戦観戦イベントをはじめ引退表明の際には真っ先に情報が伝えられるなど、W杯終了後も注目の拠点として話題を提供し続けた。(写真=nakata.net cafe外観)