Mozilla Japan（東京都千代田区）は7月15日、渋谷マークシティ1階イベントスペースで無料ウェブブラウザ「Firefox」のプロモーションイベントを開催する。

　2004年11月、米Mozilla Corporationによって公開された同ブラウザは、これまでに累計1億9千万以上のダウンロード数を記録。7月9日付けの統計（オランダの調査会社OneStat.com調査）によると、世界のブラウザ市場におけるシェア率は12.93％となっている。日本法人のMozilla Japanは2004年7月に設立された。

　キャペーンは、日本での認知拡大を目的に3週連続で行われているもの。今月8日・9日には秋葉原で同様のイベントが開催されたほか、同22日には神奈川県鎌倉市の海の家でもイベントが予定されている。渋谷ではパソコン5台を設置しタッチ＆トライでFirefoxを体験できるデモンストレーションを行うほか、ブラウザのダウンロードなどに使えるCD-Rやステッカーを無料配布。また、一般公募によるCM制作コンテスト「Firefox Flicks」で優秀作品に輝いたCMの上映に加え、ロゴ入りTシャツやキャップなどが当たる抽選会も開催する。

　Mozilla Japanの金井さんは、「当日は会場で質問も受け付けるなど、ユーザーとの触れ合いの場にしたい」と話している。同社がこうしたキャンペーンを行うのは国内では初の試み。（写真＝キャンペーン当日に配られるノベルティ商品など）

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