福助(渋谷区神宮前6)は7月12日、英ファッションブランド「ヴィヴィアン・ウェストウッド」の日本における紳士インナーウェアの製造・販売ライセンス権を獲得したことを明らかにした。
ブランドの日本でのマスターライセンシー、伊藤忠商事(港区北青山2)とサブライセンス契約を締結したもので、2007年1月より全国の百貨店内にある紳士肌着売場などで展開を開始する。商品は、胸元にシンボルマークをあしらい、襟元・袖元がパイピングになったタンクトップなどのトップス類(2,625円~8,400円)や、ストライプ柄にスカルモチーフを合わせたボクサーショーツなどの各種ボトムス(2,625円~6,825円)ほか。
同社では1997年より同ブランドの婦人レッグウェアを製造・販売。今回のライセンス権獲得については、「ブランドのファンとイメージは安定した地位」として、「成長市場であるデザイン系紳士インナーウェアの強化を目指す」と発表している。
また同社は、メンズブリーフのパイオニアとしても知られる米アンダーウェアブランド「JOCKEY(ジョッキー)」の紳士インナーウェアについてもJCリミテッド(本社=名古屋市)とライセンス契約を締結。商品は同じく来年1月より、トップス=1,050円~1,890円、ボトムス=800円~1,800円の値頃感のある価格帯で全国の百貨店・量販店・専門店で販売される。(写真=「ヴィヴィアン・ウェストウッド」2007年春夏商品)