6月30日、デヴィッド・ボウイや故マーク・ボラン(T-REX)など70年代「グラムロック」で人気を集めたミュージシャンと仕事を共にした日本人クリエーターによるトークイベントが表参道で開催される。
広告制作や書籍編集などを手掛けるオフィスユニーク(神宮前3)を筆頭に2005年、制作プロダクションやプロモーター、ライブハウスなどが共同で立ち上げたプロジェクト「ロックスタイル」の事実上第1弾となる催しで、会場は神宮前の貸しスペース「共存」。
メーンスピーカーとして参加するのは、写真家の鋤田正義さんとスタイリスト・高橋靖子さんの2人。70年代のロンドンで、当時世界的に人気を集めていたボウイさんやT-REXを写真に収め写真集も出版した鋤田さんは、広告写真やCM撮影をはじめ、現在も映画の撮影監督として活躍するなど精力的に活動を続ける著名写真家。一方、最近では「表参道のヤッコさん」(アスペクト刊)の著者としても知られている高橋さんは、単身で渡ったロンドンでボウイさんの衣装を担当、鋤田さんの撮影も共にするなど、70年代グラムロックに精通した日本人のひとり。
イベントでは、撮影されたフィルムを流しながら当時のエピソードや秘話が披露されるほか、「ロック×ファッション」という2人ならではのテーマについてもセッションが交わされるという。また、当日はグラムロック関連書籍の執筆を手掛ける小松崎健郎さんらによるトークセッションも併せて開催。開場は18時。参加費は2,000円で公式サイトより事前の申し込みが必要。© Photo by Masayoshi Sukita