ラフォーレミュージアム原宿(神宮前1、ラフォーレ原宿6階)をメーン会場に6月7日より、国内外の短編映画を集めた映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル 2006」が開催される。
今回で8年目を迎える同祭は、世界各国の公募作品2,000本の中から日米の実行委員会が選んだ作品をコンペティション・プログラムとして上映するもので、2004年にスタートした関連プログラム「ショートショート フィルムフェスティバル アジア」(会場=原宿アストロホール、神宮前4)も同時開催される。
各プログラムでは短編作品6~7作品を合わせて紹介。インターナショナル部門では、コンペティション作品=30本、著名監督の初期作品を取り上げる「マエストロ・ショート」を含む招待作品=15本、「アカデミープログラム」として集められた米アカデミー賞の関連作品=5本の計50本が披露される。今年はコンペティション部門に女性監督が多くノミネートされているのが特徴だという。
アジア部門では、シンガポールと日本の国交樹立40周年を記念して、シンガポールからの作品がプログラム毎に1本以上含まれているほか、特別招待作品では韓国のミュージックビデオ集が特集上映される。また、日本映画を取り上げたナショナル部門の作品数は、コンペティション作品=12本、招待作品=7本の計19作品。
さらに今年から、インターナショナル部門の「ベスト・ショート」作品には、「ジュピターTV」「ムービープラス」の協賛により賞金100万円が加算され、ショートショート実行委員会からの賞金60万円と合わせ計160万円が贈呈されるという。同祭は東京開催後、日本各地を巡回し、9月にはメキシコシティでの開催も決定している。
鑑賞料は1プログラムにつき一般=1,500円、学生=1,200円(各当日券)で、「1DAYチケット」は各日のプログラム数×1,000円となる。