MTVジャパン(港区)は5月27日、国立代々木競技場第一体育館で「MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2006」(以下、VMAJ)を開催、マイケル・ジャクソンさんをはじめ、国内外の著名ゲストが多数出席した。VMAJは、米国MTV社がその年の最も優秀なミュージック・ビデオを決める音楽の祭典「VIDEO MUSIC AWARDS」の日本版として2002年の初開催以来、今回が5回目の開催となる。今年は、倖田來未さんが「最優秀女性アーティストビデオ賞」「最優秀ビデオ賞」など最多3冠に輝いたほか、平井堅さんが「最優秀男性アーティストビデオ賞」、Def Techが「最優秀グループビデオ賞」に選ばれ、それぞれ2年連続の受賞となった。また、目玉ゲストとして開催直前に来日が決定し話題を集めたマイケル・ジャクソンさんは、伝説のアーティストに贈られる「レジェンド・アワード」を受賞。ジャクソンさんは、米国のロックバンド、HOOBASTANKや韓国人アーティストのSEVENさん、倖田さんらによるライブパフォーマンスの後にステージ上に登場すると、日本人ファンに向けて笑顔で「心からありがとう。みんなを愛している」とコメント、会場から大きな拍手を浴びていた。さらに、サプライズ・ライブとして、レッドカーペット付近の特設ステージでは、RIHANNAさんと安室奈美恵さんが、それぞれを披露した。そのほかの主な部門と受賞アーティストは、最優秀新人アーティストビデオ賞=RIHANNA(「Pon De Replay」)、最優秀ポップビデオ賞=レミオロメン(「粉雪」)、最優秀R&Bビデオ賞=AI(「Story」、以上すべて敬称略、「」内は受賞作品)など。同音楽祭の様子は同29日にすでにMTVジャパンで初放映されているほか、今後5月30日より計4回に渡り再放送される予定。(写真=27日、レッドカーペットを歩くマイケル・ジャクソンさん)
MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2006