ロゴスギャラリー(パルコ・パート1、TEL 03-3496-1287)では4月28日より、イラストレーターの森チャックさんによる新作個展「森チャック描キテシ止マム展」を開催する。大阪・心斎橋の路上で自作のポストカードやステッカーを販売し始めたことから本格的な創作活動をスタートした森チャックさんは、暴力などの「矛盾や問題」をかわいらしい印象の「くま」のキャラクターで表現する「いたずらだいすきおとなぐまのグル~ミ~」など、見る人にギャップを感じさせる独特の作風で知られている。同展は、これまで心斎橋・アメリカ村を拠点に活動してきた森さんが昨秋、東京・渋谷に拠点を移して以来初の個展となるもので、展示作品はすべて今回のために描き下ろされた新作だという。「らくがき」風の鉛筆画100点(原画)のうち99点はインチ額に入れて展示されるもので、同展告知用ビジュアル(21,000円=写真)を除き各8,400円で販売されるほか、残りの1点はペン入れ・彩色などを加えた完成イラストとして会場でオークションにかけられる。また、Tシャツ・ノート・手ぬぐいなど同展限定のオリジナル商品や森さんの新刊2冊も販売予定で、5月5日には、会場で新刊2冊を購入した客のうち先着50人を対象にサイン会を行う。イベント開始は15時~。2001年より森さんのマネジメント・版権管理を手掛けているポニーキャニオン(港区)の白川さんは、「東京移転の際に『アメリカ村のような』場所に拠点を持ちたいという本人の意向で選ばれた『渋谷』という場所で、メモリアルとなる個展になれば」と話している。入場無料。5月10日まで。© 2006 MORI CHACK/PONY CANYON
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