ダウンロードコンテンツを表現する人型エンタメロボット

  • 0

  •  

スピーシーズ(鴬谷町、TEL 03-5784-0757)は4月3日、インターネットからダウンロードした番組コンテンツを、音声や動きで表現する人型エンターテインメントロボット「ITR」を今秋に向けて一般発売すると発表した。「ITR」は、無線LANを通じてインターネットに常時接続し、ロボット用の番組コンテンツをダウンロードし再生するもので、全長=約33センチ、重量=約1.5キロの本体には、2個のスピーカーと、両手部と胸部にLED表示器168個が搭載されている。ユーザーが携帯電話のリモコン機能を使い、サーバからダウンロードしたコンテンツを送信すると、「ITR」がそれらの情報をモーション(動き)・台詞・音楽で表現する仕組み。番組は、天気予報などの情報や音楽、ダンス、語学学習、ゲーム、目覚まし機能などを予定しており、発売当初の番組コンテンツは50種類を想定している。また、有料番組やスポンサーによるコマーシャル提供も可能で、同社ではラジオ、テレビ、PC、携帯電話に次ぐ「第5のメディア」として位置付け普及を目指す。同社事業戦略部の高橋さんは「一般家庭にも広く普及するようなロボットのプラットフォームを開発・提供することで、ロボットビジネスの新たな収益構造を確立したい」と話している。プロジェクトには、「AIBO」を開発した人材も携わっているという。一般販売は今年9月を予定しており、当初は公式サイトでの販売を中心に行う。価格は1体=19万円(予定)。年内の出荷台数は3千台を予定している。
ITR(スピーシーズ)

[広告]
  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース