4月8日、神宮前交差点を竹下通りに向かう明治通り沿いに、ファッション・飲食店などが集積した複合商業ビル「JPR神宮前432」(神宮前4)がオープンする。ビルは、地下1階~地上7階の8階建てで、延床面積は約1,087平米。サンケイビル・商業施設チームの高村さんは「立地の良さを踏まえ、テナントは若年層や富裕層など幅広いターゲットを見込み『ベーシックでも安物ではないミックス感』をテーマに誘致した」と話す。地下1階と2階には、「SHIBUYA109」などに5業態を展開するアパレル販売のララ・プラン(道玄坂2)による2ブランドが出店する。内訳は、地下1階=今春デビューする同社初メンズブランドの1号店「グリーン・トライブ」、1階=「神宮前交差点」近くから移転オープンする「ラブ・ガールズ・マーケット」。また、2階~3階は、スポーツ館ミツハシ(京都市)が手掛けるスポーツ用品専門の2店舗「ライフライン」「スポーツ・ミツハシ」が「YMスクエアビル」(神宮前4)から移転し、アパレル商品を拡充する形でリニューアルオープンするほか、4階には、ホットヨガ・アロマセラピーの各サービスを提供するスタジオ「クオーター・グラツィア」 がオープンする。飲食店では、スローチャイニーズフード専門店「墨花居」(5階)や沖縄料理専門店「ちゅらり」(6階)をはじめ、最上階に、梅酒・焼酎を100種類以上揃える和風創作料理店「梅椿」が出店する。なお、6階~7階は4月26日、5階は6月上旬のオープンを、それぞれ予定している。同ビルは、サンケイビル(千代田区、TEL 03-3212-8164)が運営・管理を手掛けるもので、今年3月24日には、同社が立ち上げた特定目的会社が日本プライムリアルティ投資法人(千代田区)に売却している。(写真=完成イメージ)