カルチャースクール「東急セミナーBE渋谷」（渋谷東急プラザ7階、TEL 03-3477-6277）では4月5日より、古本屋開業を目指す人に向けた講座「古本屋さんになるには！～古本の仕組みとお店の作り方～」を開く。同校の松岡さんは、「店主の個性が反映されるのが古本屋の魅力の一つ。渋谷という土地柄、古本屋に興味を持つ人が多いのでは」という理由から、今回の講座を企画したという。カリキュラムは全6回で、ヴィンテージ絵本や洋雑誌、絶版写真集をはじめ、海外文学、詩、旅、音楽など多分野の古書を扱う、道玄坂1の古本カフェ「フライング・ブックス」の店主、山路和広さんが講師を務める。講座は、山路さんが、古本の流通やプライス設定など古本屋の仕組みについて説明を交えながら、内装のアドバイスや事業計画書の作り方など、出店に向けた具体的な指導を行うもので、実際の古書を持ち込み、参加者が「模擬市場」を開くカリキュラムも組まれる。また講座では、インターネットとの連動など古本屋の今後の展望についても触れる予定。開催は隔週水曜日（19時～21時）で、料金は、全6回計18,500円。定員は25人。
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