アースデイ東京2006実行委員会(実行委員長=C.W.ニコルさん)は2月23日、タワーレコード渋谷店地下の「ステージワン」で「アースデイ東京2006」の概要を発表した。今年のテーマは「緑ツナガル。」で、主な日程は4月15日、同22日~23日。15日には、大手町ビル「Be Good Cafe」でシンポジウム「アースデイ宣言」を開催する。22日~23日は、代々木公園周辺を会場に、野外ステージでは、元LUNA SEAのSUGIZOさんとミュージシャンの近藤等則さんが共同で作ったオリジナル楽曲に乗せて、イラストレーターの黒田征太朗さんがライブペイントを披露する「PIKADONプロジェクト」や、BONNIE PINKさんらによるライブが行われるほか、アースデイマネー・アソシエーションが、使用済みの天ぷら油を使い、油から精製したディーゼルエンジンで走る「天ぷら油バス」プロジェクトを展開する。また恒例企画として、オーガニックフード・エスニックフードの飲食コーナーやフェアトレードを軸としたアジアンマーケット、クラフト雑貨・オーガニック食品などの直売企画、「リユース・リサイクル」をテーマにしたフリーマーケットなども展開。その他、今年初の試みとして、アースデイに参加するすべての団体のCO2排出量を計測し、次回以降のCO2排出量削減目標を定める「CO2ダイエット」企画や、世界各国からアースデイへの参加表明のメッセージを募り、マッピングされた画面上の地球からメッセージを表示する多言語対応型のウェブサイト「64億人のアースデイ宣言」の開設(3月1日)も予定している。今年の応援団長は、歌手の加藤登紀子さんが務める。1970年、アメリカ・西海岸で始まった「アースデイ」は、4月22日を「地球の日」とし、環境問題に対する関心を呼びかける運動で、現在は180カ国以上で関連行事が開催されている。日本では、1990年より東京で活動を開始し、昨年は8万人以上が参加した。(写真=左から、SUGIZOさん、加藤登紀子さん、C.W.ニコルさん)
アースデイ東京2006