表参道の複合ファッションビル「エスキス表参道」(神宮前5)が1月31日、建て替えのため閉館する。地上5階地下2階建ての同ビルは2001年、「表参道ビブレ」跡に「シャネル」「イヴ・サンローラン」などの海外高級ブランドや飲食店が入居する大型商業施設としてオープン。その後、「プラダ」「ルイ・ヴィトン」「ディオール」などの高級ブランドが相次いで表参道に旗艦店を出店した。閉館後、「イヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュ」と「ボッテガ・ヴェネタ」は2月11日に開業する複合施設「表参道ヒルズ」内に旗艦拠点を移すほか、一部店舗は近隣エリアの既存店舗に機能を移転する。現在、同ビルを所有するのは、不動産投資信託を手掛ける日本リテールファンド投資法人(千代田区)で、建て替えにより、総賃貸可能面積は現状(エスキス)の約3,782平米から約5,000平米へと広がる。着工予定は2006年2月で、2007年11月の竣工・オープンを予定している。
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