ギャラリー「ときの忘れもの」（南青山3、TEL　03-3470-2631）では10月14日より、映像作家のジョナス・メカスさんによる新作個展「ジョナス・メカス展」を開催する。メカスさんは、リトアニア出身の映像作家で、ナチス・ドイツの強制収容所、アメリカ亡命などを経て、27年ぶりに訪れた母国での母・友人たちとの再会を収めた作品「リトアニアへの旅の追憶」などの代表作で知られている。9年ぶりの来日展となる同展では、静止した16ミリフィルムの中から数コマを選んで印画紙に焼き付ける写真作品「フローズン・フィルム・フレームズ」（1980年代から制作）の新作＝「WALDEN」シリーズ31点（各限定10部・63,000円～＝写真）と、16ミリフィルムを使って制作した版画作品7点（販売は4点のみ、限定75部・57,750円～）を展示・販売する。また10月21日には、メカスさんが持参する最新作「グリーンポイントからの手紙」（80分）の先行独占上映会を開催する（会費2,000円、要予約）。入場無料。10月29日まで。
ときの忘れもの