9月22日、東急本店・東横店などで「大・大阪博覧会」が始まり、東急百貨店本店7階では、通天閣(大阪市浪速区)の展望台に祀られている幸福の神=「ビリケンさん」(写真)が史上初めて通天閣外で展示されている。「ビリケンさん」は今月20日、羽田空港に到着後、同店までハイヤーで移動し、正面口で関係者に迎えられた。展示される「ビリケンさん」横には、不在中の通天閣からの眺めをライブカメラで上映するモニターが設置されている。不在中の通天閣にはレプリカ製のハチ公が「出張」している。同店では「大大阪80年 栄光のナニワ歴史展」を開催し、阪神タイガースの球団史を展示するコーナーも設ける。10月4日まで。また、東急百貨店東横店8階では9月28日まで、大阪の老舗50店が出店する「なにわうまいもん市」を同時開催、会場では「会津屋」のたこ焼き(12個=501円)や「551蓬莱」の豚まん(2個入=281円)、道頓堀「今井」のきつねうどん(1人前=683円)などを求めて朝から行列が出来た。また、セルリアンタワー東急ホテルでは9月28日より30日まで、上方落語協会が史上初めて東京で自主開催する大型の落語会、大・上方落語祭「渋谷繁昌亭」も開催される。期間中、桂三枝さん(上方落語協会会長)や桂春団治さん、笑福亭鶴瓶さんなどの出演による5公演を予定している。
大・大阪博覧会