9月15日、IID世田谷ものづくり学校(池尻2、TEL 03-5481-9011)内に、デザインやレストラン経営などの実務を教える専門学校「スクーリング・パッド」が開校する。同校の運営は、イデー会長/ファウンダーの黒崎輝男氏が代表を務める流石創造集団(神宮前1)と、飲食店の経営やプロデュースを手掛けるカゲン(世田谷区、代表=中村悌二氏)の共同出資により設立された新会社、スクーリング・パッド(世田谷区)が手掛ける。同校では、起業や独立、転職、スキルアップを目指す受講生を対象に、各業種の現場で活躍するプロが講師となり、生徒がディスカッションやプレゼンテーションを行う形式のカリキュラムを組むのが特徴で、開校時には「デザインコミュニケーション学部」と「レストランビジネスデザイン学部」を設ける。「デザインコミュニケーション学部」の学長は黒崎氏が、講師は、ファッションデザイナーの津村耕佑氏、ラフォーレ原宿などの建築デザインを手掛けたマーク・ダイサム氏などが務め、受講生は全24回の講義のうち12回を選んで受講する。定員は60名。また「レストランビジネスデザイン学部」では、飲食店のプロデュースやデザイン、メニュー開発などを全24回の講義で教えるもので、学長は中村氏が、講師は「紅虎餃子房」などを運営する際コーポレーション代表の中島武氏、「Soup Stock Tokyo」を手掛けるスマイルズ代表の遠山正道氏、レストランプロデューサーの柴田陽子氏らが務める。定員は90名。両学部共、受講期間は3カ月間で、授業料は189,000円(入会金5万円を含む、開校時のみ5万円は免除)。同校では2006年2月、映画配給会社「シネカノン」代表の李鳳宇氏が学長を務める「映画ビジネス学部」の開設も予定している。
スクーリング・パッド