
代官山駅近くの商業施設「ログロード代官山」(渋谷区代官山町)にオープンする米ロサンゼルス発ドーナツ店「ランディーズドーナツ(Randy’s Donuts)」の国内1号店「ランディーズドーナツ渋谷代官山店」の開業日が、5月15日に決まった。
同ブランドは1952年にロサンゼルスで誕生。1号店の屋根上に設置されている直径10メートルのドーナツ型のサインは街のシンボルの一つで、「アイアンマン2」などの映画などにも登場しているほか、カリフォルニア出身のバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」などとのコラボレーションでも知られる。4月16日現在、ロサンゼルスを中心に25店舗を展開しており、近年は米国外にも出店を進めている。日本では、グリッド・インターナショナル(東3)が昨年11月、同ブランドを展開する米クワッド クイーンズ社と国内展開におけるマスターフランチャイズ契約を締結。今春から事業を本格的にスタートする。
「渋谷代官山店」の店舗面積は、約127.44平方メートル。席数はテラス席を含め40席。店頭には、直径約4メートルのドーナツ型のサイン看板を設置。店内には、最大1000個ほどのドーナツを並べることができる高さ約3メートル×幅約27メートルのショーケースを備えるという。
40種類以上を扱うドーナツ(300円~600円台)は、オリジナルのドーナツミックス粉を使い店内で手作りするほか、創業以来ほとんど変わらず受け継がれているというレシピで作る。トッピングやデコレーションなど見た目にもこだわり、サイズも通常より大きい「テキサス」や丸型の「ランディーズラウンズ」を用意。
グレーズドやシュガーなどシンプルな「クラシック」、チョコレートやナッツなどのトッピング、フレーバーなどでアクセントを加える「デラックス」、アイシングやホイップクリームなどのデコレーションを施すボリューミーな「ファンシー」、チョコチップやマシュマロ、ガナッシュなどの食材や特徴的なフレーバーを使うボリューミーな「プレミアム」の4つのカテゴリーをラインアップする。
ドリンクは、オリジナルの「ランディーズロースト(Randy’s Roast)」を使うコーヒードリンクやタピオカ入りドリンク「ボバ」、ミルクシェイク、レモネードなど15種類以上(300円~500円台)を扱う。
日本上陸記念として、ロサンゼルスの青空をイメージした青いアイシングに「LA」の文字を白いアイシングで施す「LAブルーカスタードクリーム」などが入る「LAブルーカスタードクリーム 限定ダズンボックス」(12個入り、5,500円)、直径約16×高さ5センチ、重さ380グラムと同ブランドの中で最も大きい「テキサス」サイズでフリーズドライイチゴをトッピングする「ストロベリーチョコレートテキサス」(550円)を、6月15日までの期間限定商品として販売。本国の店舗をイメージしたタンブラーで販売するレモネードドリンク2種類(各1,800円)、セレクトショップ「FREAK’S STORE」が企画・デザインした米1号店のドーナツ型サイン看板をプリントするTシャツ(5,500円)も、日本限定グッズとして扱う。
営業時間は11時~19時。2店舗目以降はフランチャイズ展開を計画し、2028年末までに国内50店舗出店を目指す。