
米国発のアイスクリーム店「コールド・ストーン・クリーマリー」の東京唯一の店舗となる「原宿店」(渋谷区神宮前6)が4月28日で閉店する。
閉店を知らせる貼り紙=原宿「コールド・ストーン・クリーマリー」閉店へ
1988年に米アリゾナ州に1号店をオープンしたコールド・ストーン・クリーマリーは、2005(平成17)年に日本に上陸。マイナス9度まで冷やした石(コールドストーン)の上で、スタッフがアイスやフルーツ、ナッツなどの「ミックスイン」(トッピング)を混ぜ合わせるアイスで知られる。日本法人は2014(平成26)年に、「銀だこ」ブランドを展開するホットランド(中央区)の傘下に入り、2019年に吸収合併されている。
原宿店は2023年6月、表参道から一本入った通りにコンパクトな都市型店舗としてオープン。「トーキョー」をテーマに、ファサードにはカタカナで「コールド・ストーン・トーキョー」と書いたのれんや、東京タワーなどを描いたちょうちんを装飾している。
閉店理由について同社は「非公開」としている。国内の店舗は現在、「佐野プレミアム・アウトレット店」(栃木県佐野市)、「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島店」(三重県桑名市)を含む全3店舗で、佐野プレミアム・アウトレット店も5月6日に閉店する。
閉店キャンペーンとして、人気商品「ストロベリー ショートケーキ セレナーデ」にマンゴーなどを足し「豪華にした」という限定メニュー(各レギュラー780円、ワッフルボウル付き)を提供。限定メニュー購入客には同店で閉店まで使えるアイスクリーム半額チケットを進呈している。
営業時間は11時~22時。