
「死」をテーマにしたイベント「Deathフェス2025」が4月12日から、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)8階で開催される。主催は一般社団法人デスフェス。
語呂合わせで「よい死の日」とする4月14日を中心に、「『死』をタブーではなく、『生きる』ことと地続きのテーマとして捉え直す場」と位置付ける同イベント。葬儀や相続に関する情報を中心とした終活ではなく、「死に向き合うきっかけ」を提供する。昨年4月に初開催し、30代~50台を中心に、10代~90代と幅広い世代の2000人以上が来場したという。
2回目となる今回は規模を拡大して展開。会期中は68のトークセッションを行うほか、臓器移植に関して質問できるコーナーや、エンディングドレス・ベール、遺骨から作るダイヤモンド、遺骨を人工衛星に載せる「宇宙SOH(葬・想)」などに関するブースが出展。「かわいい」葬儀具ブランド「GRAVETOKYO」ではミニ入棺体験も行う。今月12日(17時30分~20時)、同13日(18時15分~20時)には住所非公開の銀座の友達制コミュニティバー「すなbar」が限定オープンする。
体験企画も用意。AIを用いて「人生で本当にやりたいこと」を明確にするワークショップ(同12日15時30分~17時)や、アニメで表現した地獄のVR体験と僧侶による法話(同13日16時45分~17時45分、2,500円)をはじめ、カードを用いて自分の死を想像し「大切にしたいもの」を語り合う対話会(同14日・16日15時30分~17時、2,000円)や、死生観の対話とポートレート撮影会(同17日11時~16時30分、1万円)なども開く。
よい死の日当日の14日(19時~20時30分)には、同施設4階のイベントスペースで阿波踊りエンターテインメント集団「寶船」がパフォーマンスを行う。
開催時間は11時~20時(最終日は18時まで)。入場無料(事前チケット登録制)。今月17日まで。