
JR渋谷駅・南改札付近の通路が3月30日、移動した。
移動したのは、南改札(1階)付近の駅構内の通路で、西口ロータリーの出入り口もハチ公側(北側)に移設。南改札昨年11月に撤去され「渋谷フクラス」裏手に移動した「モヤイ像」や喫煙所などがあった場所に、両サイドを仮囲いで覆われた通路ができ、通路はそのまま渋谷フクラス側に伸びる。
渋谷駅西口では、旧東急百貨店東横店(2020年3月閉店)の解体工事や、渋谷スクランブルスクエア中央棟・西棟新築工事の進捗(しんちょく)に合わせて、大規模な工事が進む。駅舎の一部としても使われていた東急東横店の解体工事も大詰めを迎え、JRの線路を残し、駅の再整備に向け、改札口や通路、バスやタクシー乗り場などの配置換えも続く。
今回の通路変更に伴い、南改札付近の旧通路や旧出入り口は封鎖され、かつての東急東横店の構造物が姿を消すことになる。今月28日には、西口地下歩道と地上をつなぐ駅舎側にあるエレベーターが改修工事を終え、供用を開始。渋谷フクラス前にあったタクシー乗り場は閉鎖され、5月初旬には同施設地下3階に新たなタクシー乗り場が開設される。